2006年5月10日 (水)

New Internationalist & NIジャパン 2006年3月号

newint.jpg
New Internationalist & NIジャパン 2006年3月号
『社会と政治に対する漫画の影響力 Cartoons & comics』
ニュー・インターナショナリスト・ジャパン ウェブサイト
紹介ページ

 マンガ学会のサイトの新刊情報で知りました。紹介ページによると「英国のニュース雑誌の英語版&日本版です。今回の号は海外の漫画を豊富に掲載して分析しています。」とのことでした。

 この間の連休前に新宿御苑の新宿門近くにある模索舎というミニコミ.少流通出版物取扱書店で購入したのですが、上記ニュー・インターナショナリスト・ジャパンのサイトによると、現在の在庫は日本語版冊子のみとのこと。ご紹介が遅れて済みません。。。感想はまた後ほどupします。

----------------

【2006年6月6日追記】

 表紙に描かれた3人の人物は、大きなペンを剣に、画板を盾にして突進しています。ここから分かる通り、この雑誌の特集では漫画を戦略的なツールととらえています。その目的は風刺、啓蒙、政治活動等であり、漫画を用いることによる効果とノウハウ、及び問題点を分析しています。

 何といっても漫画は視覚に訴えるものですから刺激も強く、何らかのメッセージを伝えたい者にとっては強力な武器となるでしょう。しかし一方でリスクもあって、ここでは、或る風刺漫画が時の権力者の不興を買って作者の生命が脅かされる事例や、ステロタイプが流布することで偏見が助長された事例が取り上げられていました。その他には、効果的にメッセージを伝えるにはどうすれば良いか、ちょっとした注意事項の数々や、メディアとしてのポスターや小冊子の作り方、ワークショップの事例が紹介されていました。

 日頃から漫画に馴染んでいる身には当たり前に思えることもありましたが、それ以上に、海外における漫画への熱心な取り組み姿勢に強い印象を受けました。識字率の低い国や多言語国家は漫画のビジュアル効果を切実に必要とし、また多文化だからこそ気を付けなければいけないこと(例えば、コマを横に並べた場合に国によっては逆に読まれてしまうとか、ある種のステロタイプ表現が他の文化圏の人々を侮辱する場合もあり得る等)があるというのは、案外気付きにくい点なので、勉強になりました。

| | トラックバック (0)

2006年5月 8日 (月)

世界各地のシトロエンのコマーシャルより

 フランスのシトロエンという自動車メーカーは、展開先の国々で漫画・アニメ・特撮に関連したコマーシャルを作っているようです。そこで、いっちょまとめてみました。

▼イギリス・日本等
シトロエン C4 がクリックで変身する、踊る!! …写真蔵
The Embassy Visual Effects Inc(movムービー)
…ロボット変形CM。こちらのブログで知りました。日本でも放映されていたとのことですが、私は残念ながら見たことがありません。

▼スペイン
C4 El Rey de la Jungla
…いきなりコマーシャル動画がスタートします。頭部が動物の人物が往来する映像。別に何かのタイアップという訳では無いようですが、とあるスペインの漫画情報ブログで「『Blacksad(ブラックサッド)』の影響か将来の映画化のテスト版か…」と言われてました。「ブラックサッド」は昨年日本でも翻訳が出た、人気バンド・デシネ。作者はスペイン人。【2006年6月6日、リンク先等修正】

▼フランス
France : Citroën imagine la voiture de 2054
…今年3月にフランスで公開された、BD原作のアニメーション「Renaissance(→公式サイト)」とのタイアップ映像。日本語による紹介はフランス在住の方のブログ(→こちら)が参考になりました。日本でも公開するかな?

▼イタリア
Citroen C2 Batman - Yahoo! Auto
Citroen C2 Batman
…イタリアの自動車情報サイトより。BATMANのエンブレムで飾ったデザイン。以前はシトロエン公式サイトに特設サイトがあったのですが、残念ながら無くなってしまいました。バットマンそのものは一切が出てこなかったのが印象的だったのですが…

▼ポルトガル
Pub Citroën / Cowboy Bebop
…フランスのマンガ・アニメ情報サイトより。何故、ポルトガルで日本のアニメが。これまた、残念ながらシトロエンの特設サイトは無くなってしまいました。主人公の顔の描き方がちょっと変なんですよね。うーん…

| | トラックバック (0)