イラン

2006年2月12日 (日)

イランの漫画サイト

The first information center of Iranian Cartoons on web

 イランの漫画サイト。英語で書いてあります。イランの漫画の歴史も載っています(→こちら)。もっとも、「漫画」と言っても、ここでは1枚で完結する風刺画を指します。あと、FLASH作品がいくつか。イラン以外の作家の作品も数多く載っています。

 今、世界中で問題になっている、イスラム教預言者ムハンマドの風刺漫画に対する抗議文も載っていました(→こちら)。文章の最後には「We also suggest to them seeking on the life of the prophet for better knowing it before putting forth a judgment without base.(我々はまた、根拠の無い判断を提示する前に、預言者の生き方についてより良く知るための探求を提案する。)」と書いてありました。また、最近日本の報道でも話題になった、ホロコースト風刺漫画コンテストについては「Coming Soon!」とのことでした。これから作品が集まっていくのでしょうか。


 一方、アメリカの風刺漫画サイト「Daryl Cagle's Professional Cartoonists Index」内のブログ「Cagle's Web Log!」には連日、この件に関する漫画が掲載されています。パッと見たところ、そのほとんどがイスラム教徒の行いを批判するものばかりで、アメリカの大量漫画攻勢といった趣すら感じてしまうのですが、たまに違う意見の作品もありました。でも、上述のイランの漫画サイトで言っていた「預言者の生き方についてより良く知るための探求」のようなものは見あたらず。そういうのは漫画にしても面白味が無いから、とでも言うのでしょうか。


【2月14日追記】…と、↑のように呑気な文章を書いてはみたのですが、というか、「漫画戦争勃発!アメリカの大量攻勢にイランの反撃やいかに?」などと呑気なとらえ方をしたかったのですが、こちらのブログによると現実は厳しい。この一件は単に漫画の表現に関する問題というよりも、漫画が厳しい現実を反映したに過ぎないような気がしてきました。

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