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2009年10月24日 (土)

『ユーロマンガ』vol2とvol3

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 バンドデシネを翻訳して日本に紹介する雑誌。めでたく第3号が刊行されましたので、復習がてら第2号から読み直しました。バンドデシネは日本のマンガと違って、絵もフキダシも高密度。あわてて読むと消化不良を起こすのでご注意を。でも、ゆっくりと味わって読むと、きっとあなたの心の滋養となることうけあいです。


 第2号までは、アメリカが舞台やモチーフとなっていたり、作者がディズニーで仕事をしていた等、作品にアメリカの色合いを強く感じたものですが、第3号になると、ヨーロッパ色が強くなってきました。新しく掲載された作品の中には、フランスの昔と今を伝えるものもあります。思えば、最近の日本のマンガは海外を舞台にするものが少なくなってきました。『ユーロマンガ』を通じて海外の空気に触れることができるのは、とても素敵なことだと思います。この素敵な交流がずっと続きますように。


 また第3号では、私も「スペイン漫画の歴史」というコラムを書かせて頂きました。この雑誌に参加できて実に光栄ですし、執筆の過程で教えを請うたり調べたりして私自身勉強になり、とっても素晴らしい経験でした。

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