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2009年2月

2009年2月17日 (火)

Trapito

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Trapitoトラピート)(1975年公開)
監督:Manuel García Ferréマヌエル・ガルシア・フェレ、1929-)

▼youtubeで見つけた、1970年代アルゼンチンのアニメ映画。
●Trapito - 1ª parte - El patriarca de los pájaros
(1)鳥達の長老
●Trapito - 2ª parte - La granja de Larguirucho
(2)ラルギルーチョの農場
●Trapito - 3ª parte - El pirata Mala Pata
(3)足の不自由な海賊
●Trapito - 4ª parte - Motín al capitán
(4)船長への反乱
●Trapito - 5ª parte - Gotitas de Cristal (Espumita)
(5)水晶のしずく(エスプミータ)
●Trapito - 6ª parte - Batalla contra el pulpo malvado
(6)悪ダコとの戦い
●Trapito - 7ª parte - Final
(7)フィナーレ

 絵が可愛いし色彩は綺麗だし、動きは凝ってるし、ついつい引き込まれて見入ってしまいました。監督のManuel García Ferréは、アルゼンチンの有名な子ども向け漫画家なのですね。こちらのサイトで詳しく紹介されていました。スペイン語はろくに聞き取れないのですが、ネットであらすじを紹介しているブログ等を参考に、以下、何となくまとめてみました。参考にしたリンク先によると、題名は「Petete y Trapito(ペテーテ&トラピート)」となっているのですが、映画の中にはPetete(ペテーテ)というキャラクターは出てこなかったような…。

《不確かでかなり怪しく、かつネタバレ有りのあらすじ》
(1)嵐の夜、かかしのTrapito(トラピート)は、スズメの Salapín(サラピン)を助ける。SalapínはTrapitoの人生を変えようと、Patriarca de los Pájaros(鳥達の長老)のところに連れて行く。Patriarca de los PájarosはTrapitoに、ilusiones(夢想すること)が足りないと指摘し、Salapínと共に旅するように言う。(2)二人はLarguirucho(ラルギルーチョ)の農場にたどりつき、ドタバタしている内に何故かレースに迷い込んで一等賞の賞金をゲットしたは良いものの、料理屋で海賊の手下のカラスにお金を盗まれて無銭飲食をとがめられる。(3)料理屋の主人は、Chancha(チャンチャ、親豚)を人質にとる。Larguirucho、Trapito、Salapín、Chanchito(チャンチート、子豚)の一行は、鍛冶屋でバイトしてお金を稼ごうとしたところ、納品の手違いでel pirata Mala Pata(足の不自由な海賊)の船に乗り込む。(4)ひとしきり乱闘が起こる。(5)TrapitoとLarguiruchoは水晶のしずくをゲットしに海底にもぐり、人魚のEspumita(エスプミータ)と出会う。(6)Pulpo Cruel(悪ダコ)との戦いで捕らえられた、Espumitaの恋人のCaballito de Mar(カバジート、タツノオトシゴ)を助け、お礼にEspumitaから水晶のしずくをプレゼントされる。(7)海賊船に戻ってひとしきり乱闘の後、一行は料理屋に戻り、水晶のしずくと引き替えにChanchaを解放してもらい、TrapitoとSalapínはLarguirucho達と別れ、改めて旅路につく…。……と思いきや、美女スズメが現れたものだから、SalapínはTrapitoをほっぽり出して美女スズメとどこかへ行ってしまう。Trapitoは絶望して、もとのカカシに戻る。そこへPatriarca de los Pájarosがやって来て、夢想は鳥のように飛びもするが、戻って来ることもあり得ると言う。季節は流れ、実りの季節、Salapínが家族を連れてTrapitoのもとへ帰ってくる。

 …すみません、これが精一杯です。こんな理解で良いのか、非常に不安です。気が付き次第、こっそり書き直します。長老のセリフの中に、ところどころ何か良いことを言っているようなのに、ちっとも聞き取れなくて悲しいです。それでも、夢を持つこと、勇気を持って自分の運命を切り開いていくこと、友達を信じることの大切さが伝わってきました。でも「友達よりも女を取るような奴でもか」と思った私は、ちょっと心が汚れているかも知れないなと、反省しました。しかし、夢(夢想)という奴は、それを持つ者について回り、時に希望であり時に裏切ったりもするけれど、結局は信じるものなのかも知れないとも思いました。……という理解で良いのでしょうか。

《参考リンク》
●García Ferré: Petete y Trapito, en DVD
●Cover Caratulas PETETE Y TRAPITO · PETETE Y TRAPITO · 1975
●Petete y Trapito - cinenacional.com
●García Ferré


 ところで、昨年の8月に、広島国際アニメーションフェスティバルで、アルゼンチン特集が組まれていたのですね。これは見に行きたかった!
●広島国際アニメーションフェスティバル|アルゼンチン特集
●広島国際アニメーションフェスティバル|「クリノ・クリスチャーニ - 世界初の長編アニメーションの謎」
●ラッピーニュース1号(8月7日発行)より「クリノ・クリスチャーニ - 世界初の長編アニメーションの謎」

 しかも、世界初の長編アニメーションが作られたのはアルゼンチンとは、初耳でした。1917年、クリノ・クリスチャーニ(Quirino Cristiani)による「エル・アポストル(El Apostol)」という作品だそうで、以下のページが参考になりました。作品が残っていないというのは、実に残念なことです。
●『キング・コング、江戸に現る』 または、失われた50本の映画 海から始まる!?/ウェブリブログ
●第4章 アルゼンチン:世界初の長編アニメーション
●Quirino Cristiani, The Untold Story of Argentina's Pioneer Animator
 youtubeにも参考になりそうな動画があるみたいですが、それはまた改めて。


(最終更新日:3月12日)

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