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2008年4月18日 (金)

「SPIROU」70周年!

▼SPIROU HEBDO NUMÉRO3653
spirou.comより
spirouhebdo3653.jpg

 ベルギー~フランスの老舗バンド・デシネ雑誌「SPIROU」。「Le Journal de Spirou」という誌名で創刊したのが1938年4月21日だから、今年は創刊70周年!現在発売中の3653号には、本誌には番外編のBD作品が、別冊付録の冊子には70人の作家による看板キャラクター「SPIROU」のイラストが描かれているそうです。上記リンク先のサンプル版に掲載されているのは、 Fabien Vehlmann(シナリオ)とYoann(作画)の短編全8ページと、Emile Bravoの短編から1ページ。Vehlmann&Yoannは「Une aventure de Spirou et Fantasio par ...(本編とは別のパラレルワールドのようなシリーズ)」の第1作「Les Géants pétrifiés」の作者であり、次期の本編シリーズを描くと言われているコンビ(でも正式発表は今のところ無し)。一方、Emile Bravoは4月21日発売予定の「Une aventure~」の最新作「Journal d'un ingénu」の作者です。

spirou_par_bravo.jpg
 この「Journal d'un ingénu(日本語にすると『ある無邪気な者の日記』かなぁ…それとも新聞?)」は、ネット上の紹介文を読んでいると、それまでのどのシリーズとも異なったハードな物語のようです。また、発売日を創刊記念日に持って来るあたりに出版社側の力の入れようがうかがえます。。その内容はというと、時代は「Le Journal de Spirou」が誕生した頃、すなわち第二次世界大戦直前のベルギーが舞台。主人公のスピルーは孤児の少年で、タンタンにあこがれていて、ムスティック・ホテルでベルボーイとして働き、戦争に巻き込まれていく話のようです。興味のある方は、作品紹介は公式サイト紹介ページや、ベルギーの新聞「Le Soir」のサイトに掲載された作者のインタビューをご覧になってみて下さい。bande-annonce(予告編の動画)といい、表紙のデザインといい、第二次世界大戦下のベルギーを強く表現しています。(表紙のデザイン、配色はベルギーの国旗を意識しているとかで、両端の黒いのと赤いのは、よく見るとナチスとソ連のマークの集合体なんですよね…)

(最終更新日:2009年4月2日)

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