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2008年2月10日 (日)

Schulz's Youth

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Schulz's Youth(シュルツの若い頃、About Comics社、2007年刊)

作画:Charles M. Schulz(チャールズ・M・シュルツ、1922-2000)

版元About Comics社の紹介ページ


 スヌーピーやチャーリー・ブラウンの「PEANUTS(ピーナッツ)」シリーズの作者チャールズ・シュルツによる、1950~60年代の一コマ漫画を集めた本。メインで収録されているのは、教会の出版部門The Gospel Trumpet Company(後のWarner Press)社の雑誌「Youth」に1955年~65年に連載された「Young Pillars」。ヒョロッとしたルックスのティーンエイジャーの男の子を主人公に、教会や学校や家庭やデートといった、日常生活の一コマが描かれています。絵に添えられたセリフを読んでみると、ほのぼのとして微笑ましいものが多いようで、アメリカの古き良き時代ののんびりした空気が伝わってきます。外国の一コマ~四コマ漫画でよく経験することですが、今ひとつしっくりした日本語訳が浮かばないものや、元ネタの分からないもの、言わんとすることは分かるのだけど何が面白いのか分からないものもありましたが、そういう時は絵を眺めているだけでも心がなごみました。高校生や大人ばかりが登場するので、同じ筆致なのに「PEANUTS」とは少々異なった雰囲気があります。それに、10年分の作品を掲載しているだけあって、一冊で絵柄の変遷が手に取るように分かるのもまた、面白いものです。


 この本は、JournalistaTodd’s Blogで知りました。amazon.co.jpでペーパーバックを購入したのですが(→こちら)、表紙の画像が異なっていました。15.2センチ×15.2センチ×厚さ1.4センチと、コンパクトで読みやすいサイズなのですが、惜しむらくは紙質が良くないです。薄っぺらくて裏面が透けて見えちゃう。でも、だからこそ値段を低めに抑えているのかも知れませんし、これまで刊行されなかった貴重な作品群が入手可能なのは有り難いものですね。


 併せて収録されているのは「Youth Fellowship Convention illustrations」「The Two-by-Fours cartoons and illustrations」「The Reach cartoons」。「The Two-by-Fours~」には「PEANUTS」シリーズで見慣れた絵柄の子供達が描かれています。

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