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2007年8月23日 (木)

スペインの子供向けTV番組のサイトより

▼TVE - Programas Infantiles
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 TVE(スペイン国営放送)のサイト内の幼児・子供向けプログラムのページ。「series en emisión(放送中のシリーズ)」の中にサンプルアニメーションがupされているものがあったのでご紹介します。アニメがupされているのは、以下の3つ。
(受信や再生の重たいものは、IEのインターネット一時ファイルから取り出してゴニョゴニョ……)

●BERNI(flv形式、2~3分)…ちょっぴり不器用な白熊のBERNI(ベルニ)が、あらゆるスポーツに体当たりでチャレンジ。
●POCOYO(flv形式、6分ちょっと)…イマジネーションあふれる世界で繰り広げられる、好奇心いっぱいの小さな子供POCOYÓ(ポコジョ)の、新鮮な驚きと発見の数々。日本では「ぽこよ POCOYO」というタイトルでWOWOWで放映されているので、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。
●TOM(swf形式、1分40秒~2分弱)…巨大な恐竜のTOMとサーカス一座が世界中をめぐります。日本にも訪れていて、海辺の描写がなかなか。原作の絵本は過去に翻訳が日本で出版されました(→リサイクル絵本・アートブック専門店プレシャス ブックスの紹介ページの下の方に載っています)。近所の図書館に置いてあったので借りてみましたが、すっきりした描線とみずみずしい彩色でページ目一杯に描き込まれた絵が良かったですよ。TOMが船代わりの小島に乗って海をこいでいく姿がユーモラスなのと、ニューヨークのカッチリとしたビル群の描写が印象的でした。作者のDaniel Torres(→公式サイト)の代表作には「Roco Vargas」という漫画のシリーズ作品もあるのですが、そのご紹介は、また今度。

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2007年8月12日 (日)

フランスのTVアニメ配信サイト

▼AlloCiné TV présente : Zooloo Kids
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 フランスの映画紹介サイト「ALLOCINE.COM」の中に子供向けのアニメを配信している特設サイトを見つけたのでご紹介します。取り上げられているのはxilam社製作の「TOUPOU」「DRAGON FLYZ」「ZINZINS et L'ESPACE」「LUCKY LUKE」「OGGY et les CAFARDS」の5つのシリーズ。 最後のは「オギー&コックローチ」というタイトルで日本のカートゥーンネットワークでも放映されているから、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。

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 また、この中の「LUCKY LUKE(リュッキー・リュック)」という西部劇のアニメは、今年の12月に長編映画が公開されるとのことで、今から宣伝に力が入っています。公式サイトは→こちら。そしてALLOCINE.COM内の特設ページは→こちら。(公式サイトの予告編は受信に時間がかかって見づらいですね…)
 このアニメは、昔から人気のあるバンド・デシネが原作(原作の公式サイトは→こちら)で、私はまだ原作は読んだことはないのですが、アニメの予告編を見ていると、かなりドタバタギャグが展開されている模様(監督は『オギー&コックローチ』と同じ方)で、言葉や原作を知らなくても楽しめそうです。

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2007年8月 3日 (金)

雑誌「pen」世界のコミック大研究

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 現在発売中の雑誌「pen」(2007年8/15、No.204)で、海外の漫画が特集されています。まだ買ったばかりで細かいところはまだ読んでいないのですが、取り急ぎご報告します。世界を席巻する日本の「Manga」と海外のコミックとの関係を明らかにすべく、各々の歴史や主要作品を、豊富な図版を交えて紹介しています。解説記事も、遠い昔から現代に至るまでの色々な国の様々な話題を取り上げていて、非常に充実しています。値段も500円とお安いですし、海外コミック好きの方々は是非チェックしてみて下さい。
(詳しい紹介と感想は、後日追記します。いましばらくお時間を下さい。。。)

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2007年8月 2日 (木)

ERNIE PIKE

ernie_pike_cover.jpg
ERNIE PIKE(アーニー・パイク、Glénat社、1999年刊)
シナリオ:Héctor Germán Oesterheld(エクトル・ヘルマン・オエステレルド、1919-1977)
作画:Hugo Pratt(ユーゴ・プラット、1927-1995)
初出:「Hora Cero Mensual(月刊オラ・セロ)」1957年5月第1号、他

 米軍の従軍記者Ernie Pike(アーニー・パイク)による戦場レポートという体裁を取った、戦記ものの短編作品集。前回のエントリで取り上げた「El Eternauta(エル・エテルナウタ)」のHéctor Germán Oesterheldと、2006年12月4日付けエントリで取り上げた「Corto Maltese(コルト・マルテーズ)」のHugo Prattによる、1950年代のアルゼンチンの漫画がフランス語圏で刊行されたもので、5頁~25頁の様々な作品が23篇収められています。私が持っているのは、以前Glénat社刊行された全1巻の白黒バージョンですが、現在はCasterman社から彩色されたリニューアル版が4冊に分けて刊行されています(→こちら。リニューアル版には新たに収録された話もあるようですね。)。

 Ernie Pikeは架空の人物で、沖縄で戦死した従軍記者アーニー・パイルがモデル。舞台は第二次大戦のヨーロッパやアジアやアフリカ、更には朝鮮戦争へと広範囲に渡り、様々な人間ドラマが展開されています。戦争という極限状況のもとで描かれる、最前線の出来事の数々。或る者は敵を助けるために命を落とし、また或る者は何とか生き抜こうとする。状況に翻弄される者もいれば、何よりも自己の信念を貫こうとする者もいる。そこに描かれるのは、イデオロギーや勇ましさとは無縁の世界です。これらの作品はおそらくフィクションであり、もしかしたら史実を題材としているものもあるかも知れませんが、その辺りは私にはわかりませんでした。

 どの作品も短いページ数(主に5~9頁)の中で、込み入った世界をコンパクトに上手くまとめてあります。様々な国の兵士や民間人を描くにあたって少々ステロタイプな描き方をしている所が気になりましたが、なんと言っても50年も前の作品ですし、その辺は割り引いて見た方が良いかも知れません。しかし、核となるのは普遍的な人間ドラマであり、それはどの時代であっても共感を呼ぶものではないかと思いました。

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