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2007年5月20日 (日)

NHK教育テレビ「イタリア語会話」のテキストにて

nhk_italiano.jpg
 昨年からNHK教育テレビ「イタリア語会話」のテキストに連載されている、イタリアはボローニャ在住の漫画家・市口桂子さん(→公式サイト)のエッセイ漫画が面白くてこれまで立ち読みしていたのですが(すみません)、4~5月号を買ってみたのでご紹介いたします。

 市口さんは1980年代末に少女漫画雑誌でデビュー、いくつかの連載や単行本を刊行し、イタリアに渡って現在は漫画家業および文筆業をされているとのこと。「イタリア語会話」のテキストのエッセイ漫画は昨年の4月号から連載されていて、ここ最近の号では、現地の出版社へ原稿を持ち込み、打ち合わせをする様子が描かれていました。

 そして、今年の4月号ではそのイタリア人に向けて描いた漫画の本が刊行されて、見本市に出展したときのカルチャーショックが描かれています。1990年代半ば、イタリアでは日本の漫画=エロ漫画と認識されていて、少女漫画(Shojo-manga)と言っても通じず、イタリアで翻訳されたエロ漫画の本を見せられてメゲるまでが4月号のお話。でも5月号になると、イタリアでも日本のTVアニメ(ルパン3世、キャプテンハーロック、ガンダム、トトロ…)が浸透して、イタリア人の日本の漫画に対するイメージも変化していく様子が描かれています。現在、イタリアやフランスの漫画サイトで市口さんの話題をよく見かけますし、日本のMANGA関連のイベントの話題もよく見かけます。今後の連載で、その辺りがどのように描かれていくのか楽しみです。

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2007年5月12日 (土)

手裏剣スクールのオリジナルFLASHアニメ

shuriken_tv.jpg
 2月28日付けのエントリでご紹介した、トゥーン・ディズニーのJETIX(ケーブルTVやCS放送)で放映中の「手裏剣スクール」について。あれから私、結構このアニメが気に入ってて毎週楽しみにしているのですが、日本ではネットの評判があまり思わしくないようで、残念でたまりません。英語圏では一時期「Naruto rip off(NARUTOのパクリ)」とか言われてたしー……「忍たま乱太郎」や「さすがの猿飛」なら分からないでもないですが(でも前者はおそらく海外では放映されてないだろうし、後者はちょっと古すぎますか)、そんなに似てるでしょうか「NARUTO」に。とりあえず、海外のナルト人気をあらためて実感したのは確か。いや、でもでも世界は広いし「手裏剣スクール」は対象年齢6-11歳という話だから、ネットには現れてこない反応だってあるかも知れません。

 さて、この「手裏剣スクール」、オリジナルはスペインのEmilio GALLEGO(エミリオ・ガジェゴ)とJesús GALLEGO(ヘスス・ガジェゴ)の兄弟が製作したflashアニメで、公式サイト「Gallego Bros Animacion」には「1994年創作、2000年12話をインターネットに、2002年コンセプトのTV化、2006年放映開始」と書いてありました。するとオリジナルのflashアニメが存在するのでは。しかしTV版が放映された現在、他のflash作品はupされていても「Shuriken School」だけはupされておらず……

 でも、そういう有名作品なら他のサイトにコピーがupされているもので、スペイン語のサイト「Zona Juego(ゲームゾーン)」に5つの話がupされていました。TVアニメ版と比べてみると、変わらない部分と変更点が興味深いです。それにしても、この作者は忍者のことや日本の美術についてよく勉強しているみたいですね。そして、TVアニメ化されて90ヶ国以上から放映の引き合いが来たというのは何ともスケールのでかいサクセスストーリーです。
shuriken_origin.jpg
●1.PRUEBAS DE SELECCION(選考試験)
●2.LA PRIMERA CLASE(最初の授業)
●3.LA LEYENDA DE KOJI MURASAKI(コージ・ムラサキの伝説)
●4.KATANA SCHOOL(刀スクール)
●5.CLASE AL AIRE LIBRE(野外授業)

 で、TVアニメシリーズについては公式サイトが沢山あったので、主なものを挙げてみます。個人的には、全体的な紹介が見やすいshurikenschool.fr、エピソードリストが掲載されているカナダのYTVのサイトの2つが便利でした。
●shurikenschool.fr
●shurikenschool.com
●フランスの製作会社xilamの特設サイト
●カナダのTV局YTVの特設サイト
●イギリスJETIXの特設サイト

 なお、TVアニメ化にあたっては理不尽な検閲もあったそうで、フランス人スタッフのインタビュー記事によると、その一つの事例として、メインキャラクターの一人がクッキーを食べているシーンが、間食は肥満防止の妨げになるという理由からサラダを食べる場面に差し替えられたのだそうです。そういえば、変な葉っぱを手づかみでムシャムシャ食べているシーンがあって「日本の食習慣が間違って伝わったのでは…?」と思ったことがありましたが、そのシーンのことでしょうか。やはりフランスは細かいことに厳しいですね。他にもこういった事例があるそうですが、もともとの設定にシュールなところがあるので、どの辺が検閲の結果なのか興味のあるところです。


《2008年1月30日追記》
その他の国々の公式サイトへのリンクも載せてみます。
Nickelodeon(USA)
TOONWAM France 3(フランス)
Jetix(スペイン)
Jetix(南米スペイン語圏)
Jetix(ブラジル)
Jetix(ハンガリー)

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